インプラント治療の流れ

丁寧なカウンセリング・検診

カウンセリングは、個室でインプラント・コーディネーターと呼ばれる女性歯科衛生士との間で行なわれます。

患者さまが持つ疑問や、歯科医に直接言いづらいこと、あるいは治療を始めてからゴールまでの道のりで生じた悩みなどをすべて彼女たちにぶつけてもらいます。

その後、レントゲン・歯型、歯周病の検査、そして歯だけではなく、歯ぐきや歯を支える骨を含めて口の中全体を診断します。

わかりやすい説明・提案

なぎさ歯科クリニック インプラントの治療の流れ説明は「わかりやすく」することに最大限の工夫をしています。

レントゲン写真だけではなく、現在の歯型模型と、診断の結果を見て、医師が行ないたい治療を表現した模型を作ります。

それらを見てもらいながら、治療前と治療後の比較を具体的に示します。
そして、治療計画をいくつか提案します。

こうして、患者さまが納得した計画を選ぶインフォームド・チョイスという段階を経て本格的な治療に入っていきます。

外科的処置・インプラント埋入

なぎさ歯科クリニック 外科的処置・インプラント埋入
なぎさ歯科クリニック 外科的処置・インプラント埋入
① インプラントを顎の骨に植えるために、歯ぐきを開きインプラントと同じ大きさの穴を骨に形成します。
② 骨の中にインプラントをねじ込み、しっかり固定します。そして歯ぐきを閉じます。
③ インプラントに力をかけずに治癒を待ちます。数ヶ月で骨とチタンがしっかりと結合します

歯の土台の装着・人工歯の装着

④ 通常、上顎は4~6ヶ月後、下顎は約2~4ヵ月後に再び粘膜を開き丈夫な歯ぐきを移植し、歯の土台となる装置(アバットメント)をつけます
⑤ お口の中の型を取り、あなたにあった仮の歯を作成します。仮の歯で噛み合わせを調整し、歯ぐきの治癒を待ちます。

⑥ 天然の歯と見分けのつかない人工歯をインプラントに装着し、お手入れの仕方などを練習します。

現在使用されている第3世代のインプラントは、純チタンが使用されており、成功率も飛躍的に向上しています。
下顎では98%、上顎でも95%を誇っています。

チタンは人間の体にとって安心できる材質であり、医療器具にも有効に用いられています。
ちなみに、1965年に世界で最初に第3世代のインプラントの治療を受けた方は、50年以上が経過しても不都合なく使用されていました。